Outbrain Amplifyでエンゲージメントを高める「タイトル」と「画像」とは?

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Outbrain Amplifyは、Outbrainを採用している大手新聞社、通信社、ポータルサイト、ライフスタイルサイトなどのオンラインメディアサイト上で、ユーザーそれぞれの興味・嗜好に応じてコンテンツをレコメンド(おすすめ)するサービスです。サイトの記事を読んでいるユーザーがレコメンドされたコンテンツに自然に触れられるよう、各メディアのレコメンドウィジェットは、それぞれのサイトのレイアウトやコンテンツ消費スタイルに合せて最適化されています。そのため、表示されるタイトルの文字数や、サムネイル画像の大きさ、縦横比、画像の有無はサイトによってそれぞれ異なります。

Outbrain Amplifyを活用してコンテンツへ集客を行う際の、レコメンドウィジェット上で表示されるタイトルとサムネイル画像作成のヒントをご紹介いたします。

 

タイトルが重要!

サムネイル画像の有無にかかわらず、ユーザーはタイトルを見て、自分が読むべきコンテンツかを判断しています。そのため、具体的にどのようなコンテンツ体験ができるかが分かるタイトルになっているかどうかが重要となります。

レコメンドウィジェット上で表示されるタイトルは、読者との初めての接点です。誰にどんなメッセージを伝えたいかを上手に表現したタイトルを作成しましょう。

 

 1. タイトルの考え方

タイトルを考え始める前に、まずはタイトル作成の基本を理解しましょう。

  • タイトルは、記事の内容を正確に反映する

タイトルを見て記事を読みたいと思ったユーザーの期待を裏切らないことが重要です。タイトルと記事の内容が違う場合は直帰に結びついてしまい、エンゲージしたいという目的が達成できません。タイトルは、それを見た読者の期待とコンテンツがマッチするよう、工夫しましょう。

  • 伝え方を変えた(様々な切り口の)タイトルを複数用意する – 1キャンペーンにつき、10本以上のタイトルを用意しましょう

ユーザーがクリックする心理は、自分にとって興味があるかどうかということです。情報があふれている中、時間のないユーザーがクリックして読みたいと思うコンテンツは、自分が知らないことであったり、興味があるものです。ユーザーそれぞれが持っている興味・関心はその人個人によって違いますので、同じコンテンツでも、様々な切り口で、複数のタイトルを用意します。

アウトブレインでは、1キャンペーンにつき10本以上のタイトル入稿を推奨していますが、上限はありませんので、いろいろ考えて入稿してみましょう。

 

2. 最適なタイトルの長さ

最適なタイトルの長さは20~40文字

Outbrainのウィジェット上で表示される最適なタイトルの長さを、過去1年間日本でOutbrain Amplifyを実施したキャンペーンを対象に調査した結果、CTR及びコンバージョンが最大化したタイトルの長さは20~40文字でした。

 

 3. タイトル付けのヒント

  • ユーザーの知的好奇心を刺激しましょう

タイトルで全てを伝えようとするのではなく、その先の内容をもっと知りたいと思わせる、知識が高まりそう・実用性があることが分かるよう工夫しましょう。

例)日本にもこんなところがあった!一度は訪れたい隠れ家リゾート

例)日本人の健康寿命と理想的な食生活

 

エンゲージを高める、タイトルのヒントをいくつかご紹介します。

下記に限らず、自社のコンテンツではどのようなタイトルがユーザーを惹きつけるのか、いくつかタイトルをつくって検証を行い、知見を貯めていくとよいでしょう。

  • 質問形式

Title2

 

  • 「誰」に向けたコンテンツか
    • ターゲット層が明確な場合は、誰に向けた情報かを含める

Title3

 

  • 否定的なキーワード
    • ~してはいけないなどの否定形のキーワードは、~すべきなどの肯定的な表現より興味を惹くことが多い

Title1

 

  • 数字が含まれた、リスト形式の内容

Title4

 

サムネイル画像について

 

1. サムネイル画像の考え方

  • サムネイル画像は、リンクした先のコンテンツ体験をイメージさせるものを利用する

タイトルと一緒にレコメンドに表示されるサムネイル画像は、リンクした先のコンテンツ体験をイメージさせるものが理想的です。

下記の商品画像と、楽しい雰囲気の中おいしそうに飲んでいる人々の画像とでは、どちらがよりユーザーの興味を惹くことができるでしょうか?

beer

 

  • 画像は、各メディアのウィジェットレイアウトに応じてサイズが自動調整(切り落とし)されて表示されます

画像をどこでクロップするかは自動で決定されるため、指定ができないので下記のような注意が必要です。自動調整を考慮した画像をご用意ください。

コピー(文字)やロゴを入れない

  文字やロゴは切れる可能性がありますので、画像には利用しないでください。

人物の画像について

人物認識機能により、周囲とのコントラストがはっきりした丸い形のものを中心に寄せて画像のサイズが自動調整される場合があります。複数の人物が入っていても、一人を中心として、他の人物は切れる場合があります。

 

2.サムネイル画像のサイズについて

表示されるサムネイル画像の大きさは、各メディアによって異なりますが、Outbrainでは下記のサイズを推奨しています。

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3.画像作成のヒント

  • コンテンツの内容にマッチしたオーディエンスの画像を使う

runner

 

  • 人が動いている画像よりも、顔のクローズアップ画像を使う

face

 

  • 五感を刺激するようなクローズアップ画像を使う

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ぜひクリエイティブの制作、運用にご活用頂けましたら幸いです。

Outbrain Amplifyの運用についてご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。