Outbrain とは?Outbrain広告でできること

オンライン上で広告を運用することは、簡単ではありません。

まずオンライン広告というビジネスには広告主の皆様がいます。彼らが求めるものは何でしょうか?広告を見た人に強い興味を持ってもらうこと、クリック、そしてコンバージョンしてもらうことです。すなわち、商品の購入、ニュースレターへの登録、見積もりの依頼、またアプリをインストールしてもらう、これらが最終的な目標となります。

そしてもう一方にはもちろん、消費者がいます。ただ昨今、消費者は、オンライン広告やインターネット上のメッセージに振り回されており、バナーブラインドネスや広告をブロックする機能の利用が増加しているというのが実状です。消費者は、広告だけでなく、関連性の高いコンテンツ、有益な情報、そして優れたレコメンデーションを求めているのです。言い換えれば、自分の心を動かし、感情を揺さぶり、そして問題や悩みを解決してくれる、そのようなものを求めていると言えるでしょう。

このような時こそ、Outbrainの出番となります。Outbrainは、消費者の関心とより良い広告枠をめぐって激しく競争する広告主と、退屈で迷惑なバナー広告ではなく魅力的なオンライン体験を求める消費者との間に存在しているギャップを埋めることができます。

Outbrainとは何か、どのように機能するのか。そして広告主の皆様が直面している課題に対していかに確かな解決策を提供することが可能なのか、ご紹介します。

Outbrainとは?

Outbrain は、Outbrainネットワークに属するウェブサイトへの広告掲載枠を広告主に提供する、独立したネイティブ広告プラットフォームです。Outbrainのネットワークには、CNN、Fox News、MSN、Sky News、Le Monde、Sankei Digital、Euronews、DER SPIEGEL、Axel Springer、The New York Post といった大手ニュース、新聞社系、スポーツ、エンターテイメントなどをはじめとする数千ものパートナーパブリッシャーが存在しています。

Outbrainは何をする会社?

Outbrain は、ネイティブ広告やレコメンデーションを通じて、企業やブランドがオープンウェブ上で商品やサービスを宣伝することをサポートしています。そしてパートナーパブリッシャーは、自社のウェブサイトへのトラフィックを促進し、サイト上でOutbrainの広告をクリックしたユーザーから収益を得ることができます。

つまり、消費者がインターネットを閲覧している間に、消費者にとって関連性が高く、興味のある商品、サービスやコンテンツと出会うのを助け、消費者が求めている企業やブランドと繋がることを実現させる会社です。

Outbrainの広告はウェブサイト上でどのように表示される?

Outbrainの広告は主に、「Outbrain Smartfeed」と呼ばれる特定のウェブサイトに設定されたプレースメントにレコメンデーションコンテンツとして表示されます。Smartfeedは、記事の下、またはサイドバーに表示されます。またSmartfeedの他にも、記事の中(記事内)などに表示される広告もあります。

Outbrainの広告には、画像やテキスト、動画、ショートクリップ動画など、さまざまな形式があります。それらは総称して「Smartads」と呼ばれています。これは単に見栄えが良いだけでなく、ユーザーの関心を引き、興味を醸成し、自然にクリックやコンバージョンを生み出すように設計されているためです。

Outbrainレコメンデーションとは?

「レコメンデーション 」は、Outbrainのネイティブ広告の別称としても使われています。なぜなら、広告が単純にサイトを閲覧している人に配信されるわけではないからです。Outbrainの高度なレコメンデーションエンジンを使って、特定のユーザーに対して特定の広告を配信し、そのユーザーが興味を持ちそうなコンテンツやブランドをレコメンドすることで、クリックされる可能性を格段に高めているのです。

もう一つ、Outbrainのネイティブ広告がレコメンデーションと呼ばれる理由があります。ネイティブ広告は、ディスプレイ広告のように、商品やサービスを強く売り込むためのものではありません。ネイティブ広告は、リッチで関連性が高く、価値のあるコンテンツとユーザーとの接触を促し、ビジネスやブランドとユーザーとの関係を育むことを目的としています。ユーザーがレコメンデーション(広告)をクリックすると、ブログや記事、商品の動画、ランディングページなど、広告主が制作したコンテンツページに遷移し、そこでユーザーは興味のあるものについてさらに理解を深めることができるのです。

Outbrain広告とSNS広告の違いは?

SNS広告は、特定のソーシャルメディアを利用している時にのみ、表示されます。つまり、Facebook広告はFacebookを利用している時、Twitter広告はTwitterをスクロールしている時、という具合です。これらは言わば「閉じた」ネットワークであり、デジタルマーケティング業界では「ウォールドガーデン(直訳:壁に囲まれた庭園)」と呼ばれることもあります。

Outbrainの広告は、オープンウェブ上 (ソーシャルメディアのような閉じたネットワークの外 )の ニュース、エンターテイメント、スポーツ関連のウェブサイトなど、人々がコンテンツを閲覧し、何かを発見、または情報を得ようとしているウェブサイト上で表示されます。オープンウェブ上に広告を掲載することで、企業やブランドは、消費者がこれまで以上に多くの時間を費やしているお気に入りのウェブサイト上で、膨大な消費者層にリーチすることができるというわけです。実際、Outbrainの広告は、世界で毎月約10億人の消費者(ソーシャルメディア以外)にリーチしています。

Outbrainの使い方

広告主の皆様は、Outbrain Amplifyアカウントを開設しキャンペーンを作成することで、Outbrain での広告運用を始めることができます。また、Amplify管理画面を活用して、ターゲティングなどの設定を選択し、オーディエンスが最も閲覧する可能性の高いウェブサイトに広告を表示させることも可能です。

キャンペーンの実行にあたり重要な要素を3つご紹介します。

1: Outbrain Pixel

これは、Outbrainの広告をクリックして広告主のウェブサイトにたどり着いた後のユーザー行動をトラッキングするための、広告主のウェブサイト上に設置するコードの一部です。Pixelが収集したトラッキングデータは、ユーザーの行動や興味に関する情報を提供し、ターゲティング戦略やキャンペーンの最適化を促進します。

2: ターゲティング

Outbrainは、位置、配信面、セグメンテーションなどの幅広いキャンペーンターゲティングオプションに加え、ユーザーの興味、行動、コンテキストに基づくより高度なオプションを提供しています。これは、インターネットの世界がサードパーティクッキーのない世界に変化している中で、広告主にとって極めて重要な部分です。

3: Bid Strategy

キャンペーンの成功には、入札の最適化が大きく影響します。つまり、最適なユーザー、最適なタイミングに、最適な価格で広告を見てもらうために、最も賢い入札を行い広告掲載を行うことが重要になります。

Conversion Bid Strategy(CBS):

キャンペーンの具体的な目標に基づいて、入札戦略を最適化し、自動調整する方法です。広告主にとっての主なメリットは、最適化を自動化できることで、キャンペーンは24時間365日、システムによって自動的に調整され、より良い結果を得ることができます。

Engagement Bid Strategy(EBS):

広告主の皆様がお持ちのファーストパーティ分析データ(Google Analyticsなど)を統合・活用し、ユーザーの行動や意図に応じて入札を調整し最適化する方法です。これは、関心の高いオーディエンスを獲得するための効果的な方法であるだけでなく、既に始まっているサードパーティクッキーの段階的廃止に対する有力なソリューションでもあります。

Outbrain広告の運用にかかる費用

ユーザーがOutbrainの広告をクリックした場合、広告主はそのクリックに対して料金をお支払い頂く形となります。つまり、Pay-Per-Click(クリック課金)型での運用となります。

広告のインプレッションには料金は発生せず、実際のクリックに対してのみ課金されます。クリック単価(CPC)は、オーディエンスのサイズ、ターゲティング、入札状況など、いくつかのパラメータによって変わります。広告主はあらかじめ使う金額を決め、事前にキャンペーンの予算として設定します。CPCは、それに合わせて自動的に調整されます。尚、1日あたりのキャンペーン金額は、広告主の皆様が自由に決めることが可能です。

ご不明点やご質問がある方、またはご出稿ご希望の方は、お気軽にこちらからお問い合わせください。

*このブログは、Outbrain Inc.から発表されたものを翻訳したものです。