プログラマティックでもクッキーレスでのエンゲージメントを実現

先日は、迫りくるサードパーティクッキーの衰退によって発生する根本的な変化と、広告主が定義する成果について、どのように再考していく必要があるか、について書きました。

今日のこの業界で「コンテキスト」というワードよりも頻繁に使われているワードは、多くはないでしょう。「コンテキストへの回帰」という考えは、サードパーティクッキーの衰退に対する解決策として重宝されており、それに対応するユーザーベースのターゲティングやトラッキングが一般的になってきています。

特に影響を受けているのが、プログラマティックバイヤーです。広告主は、長い間、プログラマティック予算の使い方を評価する指標として、「正しい」ユーザー(基本的にはデモグラやサイト上の行動に基づいて判別した)のビュー数やインプレッションに頼ってきました。

現在、広告主、代理店そしてプログラマティックトレーダーは、ビューやインプレッションという指標から、別の指標へ変化していく必要に迫られています。一定数のビューを生み出すことだけで、そのキャンペーンを成功と考えるのは十分ではありません。しかし果たして、コンテキストが答えと捉えることで十分と言えるのでしょうか?旅行に関する記事を読んだユーザーのビューは、本当にそのユーザーが旅行ブランドやサービスに強い関心を示すという強力なシグナルになり得るのでしょうか?

Outbrainは、プログラマティックバイヤーに、より良いソリューションを提供すべく、開発を続けてきました。

つまり、Outbrainのプログラマティックサービスは、インプレッション以上に広告主に対して結果をもたらすことに注力してきたのです。そして現在Outbrainは、クッキーを使わずともプログラマティックで結果を出すために、パブリッシャーとの直接的な関係とエンゲージメントに焦点を当てたアルゴリズムから導かれたコンテキストベースのオプティマイズ機能を活用しています。

Outbrain最新のDeal「Max Engagement」Dealの導入

Max Engagement Dealでは、機械学習がこれまでのコンテキストパフォーマンスデータを活用することで、バイヤーにとって最も高いエンゲージメント機会を自動的に提示することができます。このDealは、独自のコンテキストベースのオプティマイズ機能を利用するだけでなく、プレビッドベースでもエンゲージメントの機会を提供することが可能です。

プレビッドテクノロジーは、プログラマティックバイヤーに長い間利益をもたらしてきました。多くのトレーダーは、プレビッドのビューアビリティとブランドセーフティ規制を頼りに、広告主の目標に合致する機会にのみメディア予算を割り当てることを保証しています。現在、Outbrainはプレビッドの機能をさらに強化しています。すなわち、ページコンテキストをアクションに結びつけ、さらに自動最適化キャンペーンをその情報と結びつけるのです。

これはつまり、私たちは、高いエンゲージメントが予測される機会にだけ、入札要請を独占的に送るということです。Max Engagement Dealは、パフォーマンス結果の分析やマニュアルの最適化に時間をかけるのではなく、バイヤーのために仕事を行い予算の無駄を減らすと共に、より高いパフォーマンスをもたらします。

実際のお客様の声:
Max Engagement Dealを試験的にご利用頂いたお客様からは、標準的なネットワーク上の取引と比較して、CTRが最大0.7%と、5倍も高くなったことが報告されております。

Outbrain プロダクト担当VP、Lior Charkaは、以下のように述べています。
「私たちは、パフォーマンスを向上させるために、コンテキストデータを活用することに重点を置いた独自の製品をリリースできることを誇りに思います。プログラマティックバイヤーは、サードパーティクッキーに対する新たな制限に特に大きく影響を受けています。私たちは、過去のクッキーベースのターゲティング方法に依存することなく、ユーザーのアクション(行動)を促進させるソリューションに投資したいと考えてきました。」

基本的なコンテキストターゲティング以外に、ポストクッキー戦略への準備はできていますか?また、ビュー数のカウントだけではなく、プログラマティック予算でより多くの目標を達成するための準備はできていますか?

当社のMax Engagement Deal及びその他Outbrain独自のプログラマティック関連サービスを活用して、ユーザーとのより深いインタラクションを推進し、同時により高いROASを実現する方法についてご理解いただき、そして実践いただければと思います。

Max Engagement Dealは、Outbrain Programmatic Accessの一部として提供されており、Outbrainダイレクトのお客様のみ利用可能となっております。